ダイエットにおける食事管理の必要性と重要性


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今回のテーマ


今回のテーマは食事管理です。

ダイエット情報に関しては様々な情報がありますが、筋トレと有酸素運動のどちらが有効かとか、腹筋で痩せるとか、コアトレーニングで痩せるとか、トレーニング手法に注目したものが多いです。

しかし、トレーニングと食事管理はダイエットの両輪です。どちらが欠けても求めている結果に近づくことはありません。

もっとも、食事管理ほど面倒くさいものはありません。乱暴な言い方をすれば、2日に1回ジムに行って1時間のトレーニングを頑張るのは誰にもできます。しかし、食事管理は24時間継続する話ですから、非常に根気が要求されます。

したがって、ダイエットをビジネスとして考えた時に、食事管理に触れないのが非常に重要となってきます。毎日食べたものを記録しましょうなんて書いてある本は絶対に売れません。”食事管理不要のなんとかトレーニング”というフレーズを考えるのがメディアで売れるための条件です。

しかし、良薬は口に苦しで、食事管理をしないで痩せるなんてありえません。効果的なダイエットをしようと思ったら、食事管理がいかに重要かをしっかりと理解する必要があります。

食事管理の必要性と重要性


前回まで、ダイエットを中心としたボディメイクにウェイトトレーニングが有効であることを説明してきました。特に、できる限り筋肉を減らさずに脂肪を減らし、リバウンドしにくい体を作るためには、有酸素運動だけではダメで、ウェイトトレーニングが必須であることを強調してきました。

では、ウェイトトレーニングを週何回か行えばそれでよいのでしょうか?

残念ながら話はそんなに簡単ではありません。海外のボディメイク関連の書籍を読んでいると必ずと出てくるフレーズがあります。

We are what we eat.
私たちは私たちが食べたものでできている。

当たり前のことを言っているだけですが、これは非常に重要な警句だと思います。痩せるべくどんなにトレーニングしても、同時に締まったスリムな体に不要なものを食べているのであれば、それが体から消えることはありません。

しかし、その一方でトレーニングをして代謝を上げようとしている以上、ある程度の炭水化物とたんぱく質は必須です。これらが不足すれば、代謝は活性化するどころか停滞してしまいます。摂取カロリーを減らせば減らすほど、人間の体は急激な変化に対抗して脂肪をため込もうとしますから、脂肪燃焼の観点からはある程度ええんるぎーを取ることが必要です。

結局のところ、どんなトレーニングをしても、食事管理をしなければ理想の体に近づくことはないわけです。取り過ぎても、減らしすぎてもいけません。


そもそも、1時間程度体を動かしたくらいで体の組成を変えることはできません。トレーニングにできるのは、目指すべき体に進もうとする指令を脳から出させることだけであり、その体を作る材料が不足していたり、不要な材料があったりしたらどうしようもないのです。

したがって、ダイエッターにしろ、ムキムキになりたい人にしろ、ボディメイクをしている人で、もし毎日摂取するトータルカロリー、炭水化物、タンパク質、脂肪の量を計算・記録していないのであれば、何であれその方法は間違っています。”肉をしっかり食べるようにしている”、”炭水化物は控えている”、などというのはボディメイクではなく、ボディメイクごっこでしかありません。

計算が全て


大事なことは、目指す体を設定し、その体になるために必要な基本栄養素をきっちり計算すること。そして、記録をして適宜修正することです。これをやらないで、「何々が大事」「何々は良くない」といった枝葉的な情報に飛びついてところで、結果は出ません。

人間の体の3大栄養素は炭水化物とたんぱく質と脂肪です。ビタミンやミネラルは大事ですが、3大栄養素の不足を補ったりや過剰分を分解したりする機能があるわけではありません。したがって、微量栄養素をどれだけ正しく摂取したとしても、3大栄養素を必要十分な量だけとらなければ目指している体になることはありません。

水をたくさん飲もうが、スリムになった自分を強くイメージしようが、キノコをたくさん食べて免疫系を強化しようが、血液をサラサラにしようが、ダイエットに効果的なサプリをどれだけ取ろうが、野菜をどれだけ食べようが、ホルモンバランスが完璧になろうが、・・・(以下略)、筋肉の材料であるたんぱく質なくして筋肉が回復成長することはなく、何を食べても取りすぎた脂肪が消えてなくなることはなく、代謝のエンジンたる筋肉に燃料(炭水化物)がなければトレーニング後に代謝が高まることはありません。

その一方で、炭水化物・たんぱく質の過剰摂取分は体脂肪として蓄積されますから取りすぎれば太りますし、良質な脂肪がなければ筋肉は回復成長しません。

自分のなりたい体になるためには何が必要で、何は不要なのか。結局計算が全てなのです。一番面倒くさいものが一番効果があるわけです。

終わりに


食事管理ほど面倒なものはありませんが、食事管理ほど効果の高いものはありません。

様々なトレーニング手法を試すまでもなく、食事管理さえ徹底すれば、あとは基本的な運動のみで体は相当変わります。

プライベート空間でダイエット&ボディメイク
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