腹筋のトレーニングに関するロニー・コールマンの意見



はじめに


前回の記事で筋トレ初心者向けに腹筋トレーニングの基本に関するフィットネスカリスマたちの意見を紹介しました。しかし、ロニー・コールマンの意見だけは入れませんでした。


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その理由はあまりにも素晴らしい意見でとても抜粋できるようなものではなかったからです。筋トレに関する極意の詰まった貴重な意見なので、別枠で紹介したいと思います。

なお、この見解はロニー・コールマンの著作であるHARDCOREの後半のQ&Aのところで、「きれいに6つに割れた腹筋を作るためにはどんな腹筋トレーニングをしたらよいか」という質問に対する回答として記載されているものです。

腹筋ロニー

ロニー・コールマンの考え方


“A chain is only as strong as its weakest link, and the same principle applies to your body.”

(個人的訳)
鎖の強度は一番弱いところの強度で決まる。そして、同じ原則が体にも当てはまる。

これは非常にカッコいい言葉であり、筋トレの極意です。この言葉だけでこの後何を言うのかは十分想像つきますし、お腹いっぱいになりそうです。この言葉を紹介すればこの記事はそれで十分なのかもしれません。

要するに体というのは一つのシステムだから、どこか弱いパートがあるとほかの全部もそこに引きずられるという当たり前ですが耳の痛いことを言っています。

そして、この後で、強い腹筋がほしいのであれば、ほかのパートも同じくらい強くなくてはならないと述べています。自分の弱点が腹筋だと思っているのであれば、体全体の強さもその腹筋と同じレベルだということです。

数ある筋肉の中で、一つとして単独で機能する筋肉などありません。我々の動きは、必ず複数の動きが連動して成り立っています。そして、腹筋は上半身と下半身をつなぎ、背中、脚、肩、臀部と連動して動く重要な筋肉ですから、まっすぐ立ったり、歩いたり、何かを持ちあげたりといった簡単な動作も、腹筋と他の筋肉のすべてが連動して初めて可能になるのです。

“As bodybuilders, even though we train bodyparts separately, the lifting is never truly done by that bodypart alone.”

(個人的訳)
ボディビルダーとして、体を部位ごとにトレーニングすることはあるが、実際のところ各部位が単独でウェイトを持ち上げる動作などない。

そして、ロニーはどんな動きでも腹筋は作用するし、また作用させなくてはいけないと強調します。

ベンチプレスにおいても、上半身と下半身を安定させるのには腹筋の作用が必要である。バーベルカールにおいても、重い重量を扱うときは、強い腹筋があって初めて上半身をまっすぐにしたままできるのであって、そのおかげで二頭筋に集中し、フルレンジで動作できると説明します。さらに、スクワットとデッドリフトでは、腹筋は脚と背中と同じくらい重要だと述べています。

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また、股関節屈筋、脊柱起立筋、殿筋を連動させなければ、背骨に対して骨盤が前傾し腹筋を収縮させることができなくなるだけでなく、脊椎を圧迫することになると説明しています。

“All the more reason, then, to work your abs more for strength than for appearance. Aim for the former goal, and you get both; aim for the latter, and you’ll end up with neither.”

(個人的訳)
そういった理由で、腹筋は体の見た目のためではなく、力強い体を目指してトレーニングしなくてはならない。力強い体を目指せば両方手に入るが、見た目の良い体を目指せばどちらも手に入らない。

これも、ロニー・コールマンらしい結論です。結局のところ、腹筋は様々な動きのコアになるものなのだから、複合的な動作で体全体を鍛えていけば必然的に腹筋も鍛えられるし、その反面腹筋にだけ集中しても腹筋は鍛えられないということでしょう。

“Keep in mind, however, that your abs become involved only if you use basic free-weight exercises that require your abdominals to provide a tight connection between your upper body and lower body.”

(個人的訳)
しかし、腹筋は、上半身と下半身の緊密な連携を要求するフリーウェイトの基本種目においてのみ動員されるということを心にとめておかなければならない。

他の部位を鍛えれば必然的に腹筋も鍛えられるとは言っても、やはり、上半身と下半身の連動が求められるフリーウェイトの基本種目が前提であるということでしょう。たしかに、複合エクササイズであってもマシンの上に座っていたら腹筋はほとんど使いません。

その後、もちろん腹筋のトレーニングというものはやらなくてはいけないし、自分自身も、クランチ、デクラインクランチ、ハンギングレッグレイズをやると言っています。

さらに、どんなエクササイズをやるにせよ、腹筋のエクササイズは胸骨と骨盤を近づけることであること、および、絶対に背中を反ったり、上体をまっすぐ保ったりしてはいけないことを強調しています。

そして、最後にもう一度、きれいな腹筋がほしいのなら、食事管理、継続的なトレーニングと共に、高重量のフリーウェイトを使って、腹筋がつなぐ複数の部位を稼働する基本種目をバランスよくおこなわなくてはいけないと述べて回答を終えています。

まとめ


ロニー・コールマンの発言をまとめると、フリーウェイトをつかった基本種目をバランスよく行って力強い体作りを目指せば、カッコいい体は後からついてくる、この一言に尽きるでしょう。

終わりに


腹筋を割りたいだけでなく、胸板を厚くしたい、腕を太くしたい等いろいろありますが、何をしたいにせよ、一番の方法はフリーウェイト基本種目を徹底することに尽きるかもしれません。

ドリアン・イエーツも、イギリスのチャンピオンになるまでやっていたメニューはひたすら基本種目を徹底するというものですから、アマチュアレベルに必要な筋トレ種目というのは20個もないのかもしれません。

参考


Ronnie Coleman HARDCORE

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liftingmode
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